ストラディヴァリ1716メディチの音を再現しようとしています。
その為には、ストラディヴァリと同じ山の木で同じ板厚調整する必要があると考えています。
経年変化、ニスの影響も計算に入れる必要があります。
資料にスポットで示された板厚データから等厚線を推定し図面化、これを板にトレースします。
削っては測定し、またトレースし、削って測定を繰り返します。
写真は、すべての等厚線の削り出しが終了したところです。寸法はプラス100分の3mm以内を目標としています。
表板材は勿論、ヴァル・ディ・フィエメ パネベッジオ産のアヴェーテ・ロッソです。